英進商事-祭礼用品(御簾・社名旗・御輿)

【御簾(みす)(ぎょれん)】
宮殿や寺社で用いる『すだれ』です。
内と外を分ける意味をもち、その歴史は長く、
小倉百人一首の人物描写にも描かれています。
職人の手により、竹を黄色に染め、
周囲や上部に萌黄や金襴等で縁をつけ壮麗でありながら、
上品で落ち着きがある商品をご提供しております。
※御簾はご使用の場所に合わせてお作りしております。
(取付例)
【御幌(みとばり)】
神殿や拝殿内に御簾の代わりに取り付けられたり、御簾とともに取り付られることの多い御幌(みとばり)です。
平安時代、貴族の座所や寝室に調度としておかれた御帳台(みちょうだい)が元となっているとされています。
御幌(みとばり)のほか、御帳(みちょう)と呼ばれることもあります。
※御幌はご使用の場所に合わせてお作りしております。
【社名旗】
主に本殿や拝殿にご神体を囲むように飾られる旗です。
社名旗は経年により色落ちや生地が傷んできます。社名旗のみもお作りしていますので、
旗棒等がまだまだ使えるといった場合はご相談ください。
また、社名旗の土台の漆塗り直しも賜わっております。
(社名旗台・修理例)
欠けているところはパテで埋め直し、全体に漆を塗りなおしました。
【御輿(みこし)】
祭礼の時など、普段は神社の中におられる神様を、氏子町内、御旅所などへ渡御される際に一時的に鎮まられる輿です。
青壮年が担ぐ「大人御輿」、女性が担ぐ「女御輿」、子供達が担ぐ「子供御輿」など、さまざまな種類があります。
当社は、御輿の販売から、修理、クリーニングなども行っておりますので、何かございましたらご相談ください。
(御輿クリーニング・修理例)
クリーニング前 |
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全体的に金箔が剥がれ、朱色の巻綱も色が落ちています。 よくみてみると、大小のキズ、金箔の剥がれ、赤丸で囲ったような部品の欠落など、 長年使用され、くたびれたという印象をうけます。 |
クリーニング後 |
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漆を塗り、金箔を貼り直し、部品の修理・取替、 さらに、古くなり色の落ちた赤綱を新しく結び直しました。 クリーニング・修理することで新品同様に生まれ直します。 |
【神社錠】
しゅのぎ錠(お社を守る錠)として御扉(みとびら)(ご神体を納める扉)に使用される和錠です。主に使用されているのは次の2種類です。
1. 海老錠
2. 船型錠
※下の画像は海老錠です。
